権利
義務と権利は相反する対の存在のことに思えるが。
全くそんなことはない。
義務は自らの内から湧き上がるような渇望であったり、人生の礎のようなものだ。
権利は、他者や社会から認めてもらい、得られるものだ。
得るための方法論として、「義務」のような何かを行い、その代償として権利を得ようとする。
それが間違いだ。
権利を得るための方法は他に多くあり、義務が唯一の方法ではない。
それを理解していないから、がんばることを含む「何か」をすれば権利が得られると考える。
だが、そのアプローチは違う。
世の中の多くの富は、権利で持って維持されている。
他者や社会が、あなたは富を持つ権利があると、承認してくれている上で成り立っている。
そう考えれば、裕福になる方法も、
または瞬時に貧困になる方法も、
簡単に分かるだろうが。